2023年5月29日のブックマーク (2件)

  • 「略式軍服」という日本語は存在する

    はじめにこの記事の主旨は「ウクライナのゼレンスキー大統領のパーカーは略式軍服である」ということではない。 あくまで「略式軍服という日語はなかった」「一年ほど前から急に現れた言葉だ」という誤認を訂正したいだけである。 そもそもの話題元はこちら。 ゼレンスキーは「略式軍服」を着たのか?|ヒト ウクライナ侵攻前には誰も「略式軍服」という言葉を使っていなかったのだ。 「略式軍服」という言葉の使用例は、国立国会図書館デジタルコレクションの全文検索では33件 - 法華狼の日記 どう見ても定着した言葉や概念ではない。ほとんどが翻訳で採用された言葉だったり、あくまで「略式の軍服」という意味の表現にすぎない。同一作品の重複も多い。 新しい用例は1975年の雑誌『現代』と1984年の雑誌『ミステリマガジン』で確認できるだけ。 近年の用例法華狼氏のエントリでは近年の用例はないとされているが、実際にはそうした用

    「略式軍服」という日本語は存在する
    Hohasha
    Hohasha 2023/05/29
  • 道路が開通した日のこと

    あそこの道路、とうとう来月開通するらしいですよ。職場のひとが話していた。 道路が開通するその瞬間、そこでは何が起こるのか。一部始終を見届けてきました。 今、この瞬間に道路が道路になる 今回開通するのはつくば市内の道路。長さ約600m、西谷田川を越えて目と鼻の先を繋ぐような道だ。 国土地理院地図タイルより作成 2012年の時点ではまだ広い耕作地だったのが 2018年に一歩延伸、 2020年に入って今回の道路の整備が始まって 2023年にようやく開通というわけだ。道の向こうにどんどん住宅が増えていくのもおもしろいし、手前の白い平屋の建物がずっと変わらず残っているのもすごい。 惜しむらくは、しょっちゅう工事現場の前を通っていたはずなのに、その経緯をほとんど写真に残さなかったことである。 道路を ある/ない の2元的に捉えていたのだと思う。今回はちょうど、「ない」から「ある」へ移り変わる瞬間、道路

    道路が開通した日のこと
    Hohasha
    Hohasha 2023/05/29