新年最初の工作は、ヒートパイプ。 これ、外観は普通の銅パイプながら、高速で熱の輸送を行える特殊な構造で、身近なところではパソコンのCPUを冷やすパーツ等に使われています。 ⇒ 写真:コアi5ノートPCのヒートパイプ。 仕組み自体はカンタンで、内部では次のようなサイクルが繰り返されています。 (前提として、片側に熱が加わり、反対側は放熱器が有ります) 1,一方に熱を加えると、中の液体が帰化して熱を奪います。 2,放熱器側に移動した気体は、冷やされて液体に戻ります。 3,液体は内壁のメッシュなどに染みこんで、周囲に広がります。 4,やがて液体は熱源に接して、「1」のサイクルに戻ります。 さて、原理がわかると、自分で作ってみたくなります。 今回は、パワーLEDの冷却用に、すこし工夫してみました。 以下、オリジナルのヒートパイプの作り方です。 材料集め・下処理 ▲左:銅パイプは、大判カッターでコロ
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