精神科の訪問看護で不正請求 2月24日 4時30分 大阪・東大阪市の医療法人が、精神科の患者に対して行った訪問看護について、その回数が水増しされ、不正な診療報酬の請求が行われていたことが、NHKの取材で分かりました。精神科の訪問看護で診療報酬の不正請求が明らかになったのは、全国で初めてです。 この医療法人は東大阪市の「聖和錦秀会」で、看護師を精神疾患がある患者の自宅に派遣し、体調などを確認する、訪問看護の事業を行っています。NHKは、診療報酬の不正請求が行われているという情報を基に、先月14日と15日、それに31日の3日間、2人の看護師が実際には何人の患者を訪れたのか調べ、請求された記録と照らし合わせました。その結果、請求記録の上では、看護師らが訪問した患者はこの3日間で23人となっていましたが、NHKの取材では、少なくとも7人について訪問看護した形跡がありませんでした。関係者によりますと