戴秉国から見えてくる尖閣諸島沖衝突事件の真相。 読売が菅首相のものと報じた「民主党には(中国で副首相級の)戴秉国(国務委員)と話せるやつもいない。だからこういうことになるんだ」発言。 読売の報道に対して、「これはおそらく誤報。実際の発言の主は仙谷由人官房長官だったとの情報が届いている」と書いたのは10月2日のこと。どうやら私の情報の方が正しかったもよう。 今回の事件は完全に仙谷主導。細野豪志前幹事長代理を訪中させたのも仙谷なら、10月1日に戴秉国と電話協議を行い、日中首脳会談の事前調整をしていたのも仙谷。 戴秉国と腹を割って話すことができる数少ない日本人である谷内正太郎・元外務省顧問に相談すればいいものを仙谷が頼ったのは全共闘人脈。 新聞各紙は名前を伏せてコンサルタントと書いているが、これは篠原令のこと。細野訪中にも同行していた篠原もまた全共闘の夢を追い、流れついた地は中国とソウルという人