剛の者になりたい。男ならだれしもそう思うことはあるはず。特に自分はへにょへにょでくにょくにょな感じなので、その想いは人一倍強い。 ただ剛の者と言えば雪の中を裸足で歩いたりとか、辛いことをするんだろう。でもそんなことはしたくない。しもやけになっちゃう。もっと楽して雪の中を裸足で歩ける方法はないだろうか。 靴に足を描けばいいんだ! (text by 小柳健次郎) 雪の中に裸足でいるのがどれだけ辛いか 剛の者と言えば雪の中を裸足でランニングだ。これはむかし何かの番組で体力自慢のタレントが「冬の北海道を裸足で走った」ということを言ってたのを見たことによる。 以来、自分の中で剛の者とは「雪の中を裸足で走る人」になった。 そんなの自分には絶対に無理だと思うが、やる前から決めつけるのはよくない。もしかしたら案外ガマン出来るものかもしれないから、いつもの河原でちょっとやってみた。