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2011年1月1日のブックマーク (3件)

  • 取り調べの可視化と嘘の自白 | 水無月ばけらのえび日記

    公開: 2010年12月30日22時10分頃 図書館事件でも警察の捜査のあり方について議論されていますが、昨日から今日にかけて、また別な警察の話が盛り上がっていたようです。 「ジャーナリスト烏賀陽弘道さんが体験した警察の横暴」 (togetter.com)【役人殺すに刃物は要らぬ】警察の任意取り調べにおける録音は、是か非か?【録音するぞと脅しゃいい。 (togetter.com)「取調べ可視化の是非とその周辺 : 捜査実務そして公務はどうあるべきか」 (togetter.com)警察の態度云々はいったん置いておくとして、興味深いと思ったのは取り調べ可視化の話です。「犯人を自白させるためにはある程度強圧的な取り調べが必要だ」「強圧的な取り調べができなくなると警察の捜査にマイナスだ」という考え方をお持ちの方もいらっしゃるようで、興味深いですね。 まず知っておいたほうが良いと思うのは、やっても

  • 啓蒙された経済 : 池田信夫 blog

    2010年12月31日00:03 カテゴリ経済 啓蒙された経済 産業革命は、一般には多くの発明によって経済が爆発的に成長した時期だと思われているが、最近の研究では18世紀のイギリスで初めて生まれた技術というのは少なく、成長率もそれほど高くなかった。当時のイギリスに特徴的なのは、このようなイノベーションが長期にわたって続き、ビジネスに応用されたこと、そしてそれが奨励されたことである。 これは当たり前のようだが、キリスト教では人間はアダムとイブの時代から堕落を続けており、社会が進歩するという思想は異端だった。Innovationというのは非難の言葉であり、スコットランド啓蒙思想の中心人物ヒュームは、無神論者とみなされて一生アカデミックな地位を得られなかった。啓蒙というのは、神に代わって人間が自然をコントロールする思想だったからだ。 啓蒙思想は、教皇や君主ではなく国民がみずからを統治する民主主

    啓蒙された経済 : 池田信夫 blog
  • 明けましておめでとうございます : 池田信夫 blog

    2011年01月01日07:51 カテゴリ 明けましておめでとうございます 今年も年賀状を出さないので、ブログでごあいさつ。 今年は、きのうの10時半からけさの6時まで7時間半の討論に付き合って、新年早々疲れた。やはりおもしろいのは楽屋の話で、労働市場についてほとんどの人が問題だと思っていることがわかった。湯浅誠氏も含めて認識はそう違わないが、彼も政治家もそれを口に出せない。これが選挙の争点にならないと、日は変わらない。 唖然としたのは森永卓郎氏の話だ。「量的緩和でデフレは改善した」というので、マネタリーベースとインフレ率の図を見せると、「日経平均は上がった」という。「最低賃金を上げたら失業が増えるだけだ」と私がいうと、「賃金を上げたら雇用は増える」という。気で信じているとすればバカだし、ワイドショー受けをねらっているのだとすれば嘘つきだ。 アゴラにも書いたことだが、日はこれからモダ

    明けましておめでとうございます : 池田信夫 blog