2017年12月14日のブックマーク (1件)

  • シカ思いの踏切、近鉄導入 悲しむ親ジカ見て…社員発想:朝日新聞デジタル

    野生のシカとの接触事故に頭を抱えていた近畿日鉄道が、運行時間外にあえて線路を渡れるようにする「シカ踏切」を導入した。侵入しないように排除するのではなく、共存を目指したところ、事故は激減し、対策に光明が差してきた。効果の裏には、シカの目線で取り組んだ鉄道マンの「優しさ」があった。 「シカ踏切」は、線路脇に張った高さ約2メートルの獣害防止ネットの一部に幅20~50メートルの隙間を作る仕組み。シカは日中は移動しないため、事故は起きない。危険が高い早朝や夜間の運行時間帯だけ隙間に、シカが嫌がる超音波を発して侵入させないようにし、終電から始発までは発信しないで自由に線路内に入れるようにする。 これまでの鉄道各社の主なシカ対策は、侵入防止ロープや赤色LED灯の設置、野獣の糞尿(ふんにょう)をまくなど、線路から遠ざけようとするものだった。しかし、目立った効果はなく、国土交通省によると、シカなどの野生動

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