国有地に建つ会館は我々の税金で建てられたもの。家賃も払わない国会記者会は、何の権利があって納税者を締め出すのだろうか?=写真:田中撮影= 税金で家賃が賄われている国会記者会館を独占する国会記者会(記者クラブ)と会館事務局長。国権の“最高機関”を自認する記者会と、会館の管理者だ。 フリーランスらがきょう、国会記者会(記者クラブ)と会館事務局長の佐賀年之氏を相手取り、「取材妨害禁止」を求める仮処分を東京地裁に申請した。訴えたのはフリージャーナリストの寺澤有、畠山理仁、佐藤裕一の3氏。 寺澤氏らは10月12日、官邸前で行われる原発再稼働反対集会の全景を撮影するために国会記者会館の最上階に上がろうとしたところ、佐賀事務局長が立ちはだかった。 会館に入ろうとする寺澤氏に対して、佐賀事務局長は「妨害します」を連呼した。申立て書によると佐賀氏は寺澤氏の体を押すなどして入館を阻んだ。 この模様はYouTu