セキュリティと利便性の妥協点として、利用は許可するが、そのコントロールはできるようにする、というのがある。全くの自由ではないが、解決策はあって、それは管理側にとっていざとなればコントロールできるという代物だ。 IM(インスタントメッセンジャー)は手軽に通信できてしまう分、安易に情報漏洩が発生する危険性がある。ではIMをインストールできないようにすれば良いのか。いや、そうではない。WebベースのIM、Meeboであればブラウザさえあれば良くなる。この危険性の回避策として、自分たちでMeeboクローンを立てるというアイディアがこれだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはSoashable、MeeboクローンというべきWebベースのIMだ。 SoashableはJavaベースのソフトウェアで、各種IMをSoashable上で管理できるようになる。ブラウザのみで動作するので、クライアントは