組織のコミュニケーション手段として広がりを見せる「Slack」「Skype for Business」「Microsoft Teams」などのコラボレーションツール。こうしたツールは、メールの代わりになるのだろうか。 ビジネスの主要なコミュニケーションツールと言えばメールだったが、近年は「Slack」などのコラボレーションツールをコミュニケーション手段として重視する組織が少なくない。メールと比べて、メッセージのやりとりやファイルの共有を手軽に実現できるためだ。 社内に閉じたコミュニケーションに限らず、最近では社外との連絡手段としてこうしたコラボレーションツールを活用するケースが目立ってきた。そこで疑問が生じる。「コラボレーションツールはメールの代わりになるのかどうか」という問題だ。メールを使ったコミュニケーションの煩雑さにうんざりしていた人にとって、メールからの脱却がかなうとすれば大きなメ