リーンに事業開発を行うには「仮説検証」が重要であるーーー①ということはかなり共有されてきた考え方だと思います。 ちなみに、INDEE Japanを設立した頃、「リーンスタートアップ」という言葉はまだ発明されておらず、私たちは「高速仮説検証」と呼んでおりました。そんな時代からは隔世の感がありますが、現在は「リーンスタートアップ」や「顧客開発」「仮説検証」という言葉は常識になりつつあります。 言葉として一般的になった一方で、案外伝わっていないのが「仮説」とは何か、ということです。 その結果、以下のような行動が散見されるのです。 仮説検証をしているつもりになりつつも、すでにわかっていることを再発見しているだけ 一番知りたいこと、学ぶべきことを実験していない ネガティブな反応を恐れて本当のターゲットには行かない まずもって、「仮説」とは、未確認の現象や問題について、「こうなったらいいな」という仮の