2016年、一般への認知度がより高まったのが待機児童問題。この問題によって退職を余儀なくされる女性も増える中、サントリーが実施している“保育園に入れなかった人をサポートする制度”が注目を集めています。 待機児童問題のリアル 平成28年4月1日時点での、待機児童数は2万3553人と前年よりも386人増加。待機児童が一番多い東京都では8466人、次に多い沖縄県では2536人、3番目に多い千葉県では1460人の子どもたちが保育所の入所待ちをしており、都市部を中心に待機児童問題は深刻化しています。 ただし、この待機児童数には、保育園に入れず育休を延長して待機している子どもの数は含まれていません。育児・介護休業法では、保育所に入所を希望しているが入所できない場合は1歳6か月まで育児休業ができることになっています。逆に言えば、法律通りの育休制度を会社が取り入れている場合、1歳時点で保育園に入れなかった