さまざまな分野・立場から、多面的な角度での議論が紛糾してきた文化庁メディア芸術祭も20年が経過(準備含む)。10月15日から11月6日まで、アーツ千代田3331にて「文化庁メディア芸術祭20周年展−変える力」が開催された。先日に続き、11月5日に行われたシンポジウム「『メディア芸術祭』の20年」より、本記事では富野由悠季にスポットをあて、そのコメントを紹介したい。 「文化庁メディア芸術祭」で設けられているのは、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門。なかでもアート部門とエンターテインメント部門には、ジャンルを横断した、多岐に分類可能な作品が集まりやすい。もちろんアニメーションに該当する作品もアニメーション部門だけでなく、アート部門やエンターテインメント部門でも見られる。 「実を言うと僕の立場はとても特殊で、メディア芸術祭の受賞者ではないんです。受賞者ではないのに、何故
![富野由悠季「1000万は伊達じゃない」「知られてない作品の話が通じないのが嫌」 誕生日なのに“死に支度”の話も(2016年11月16日)|BIGLOBEニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3aec95cf9f9ffac15463f0acb4e0c70d2977bbc1/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fnews.biglobe.ne.jp%2Fentertainment%2F1116%2F4876033493%2F1611_tomino4_thum800.jpg)