格闘術とトレーニングに関するITALのブックマーク (3)

  • 武術としてのナイフ格闘 - 火薬と鋼

    またナイフの話。 今回は武術としてナイフ格闘を学ぶ意義について語る。 私はこれまでフィリピン武術やロシア武術のナイフ術を学んでいるが、ナイフそのものが好きで学び始めたという変わり種である(そういう人は自分の周囲には他にいない)。トレーニングナイフを使うのだが、それぞれ特徴がある。どちらも軍隊向けの課程ではないので、ここに書く話が全ての同種の武術に通じる話ではないと思っておいたほうが良いだろう。 まず、いずれの武術においても、おのおのの武術の中心的な体術、技法があり、それに加えてナイフの形状、特性を活かした固有の技術がつながるという特徴がある。 フィリピン武術で言えば、棒(いわゆるダブルスティック)の技が基であり、同じ型でナイフも徒手格闘も行う。しかし固有の武器の特性を活かした技法がある。フィリピン武術におけるナイフ格闘の特徴は、このナイフの特性を活かした技法が様々な体術と関連づけられて応

    武術としてのナイフ格闘 - 火薬と鋼
  • 現代戦のナイフ格闘 - 火薬と鋼

    今日は、「現代のナイフ格闘はどんなものか」という話を書く。 先日のエントリが結構注目を集めたが、近代化が進んだ現代の戦争でのナイフ格闘をイメージしにくい人もいるようだ。 訓練や戦術の話をしようかとも思ったが、ややこしいのでパス。 もっと分かりやすく、現在の戦争でナイフで戦う必要があるシチュエーションについて解説してみる。 襲うか襲われるか ナイフを使うシチュエーションは、ほとんど距離・時間・音の都合で生まれる。 要するに「銃を使うより至近距離」「銃を抜いて構える時間がない」「音を出したくない」といったシチュエーションだ。特に距離は重要で、そもそも遠ければ使いたくともナイフは使えない。 ナイフの特性を簡単にまとめると次の3点となる。 (1)距離:銃より近くを攻撃する。遠くを攻撃できない。 (2)時間:銃より早く準備・攻撃できる。素手よりは遅いが殺傷力は素手より上。 (3)音:銃より静かでほと

    現代戦のナイフ格闘 - 火薬と鋼
  • フィクションにおけるナイフ格闘のリアリティとリアル - 火薬と鋼

    肩の調子が悪くてトレーニングに行けないので時間ができた。 以前から書こうと思っていたフィクションのナイフ戦闘について、簡単な解説と現実の技術を取り入れる可能性を書いておこう。 戦闘シーンのナイフ アニメやゲーム漫画小説と様々なフィクションでナイフが登場する。 しかし実際のナイフ格闘の技法が使われる事は少なく、リアリティを詰める方向性の作品でもなかなかちゃんとした技術は登場しない。理由は色々あるだろうが、他の格闘技・武術と比べて他の創作に登場する機会も現実の世界で見る機会も限られているからだろう。 単純に出番が少ないというのもあるかもしれない。また、フィクションにおけるナイフと言えばチンピラ、ゴロツキの武器か、兵士、殺し屋の武器であり、他の格闘技や武術のように丹念に技を描写するのに向いていないこともある。 しかし例えば兵士・元兵士、殺し屋といったプロフェッショナルの描写として、フィクショ

    フィクションにおけるナイフ格闘のリアリティとリアル - 火薬と鋼
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