食品表示は、消費者の方々が食品を購入する際の重要な情報源ですが、平成14年に入り、食肉の虚偽表示が明らかになり、適正な食品表示の徹底が望まれています。 本県においては、県内における適正表示を進めるため、平成15年度より県内の消費者120名の方々を「食品表示ウォッチャー」として委嘱し、「食品表示ウォッチャー」から報告いただいた食品小売店の表示結果や、消費者の方々からの情報提供に基づき、随時、小売業者、製造業者、流通業者の方々に対して随時指導を実施しているところです。 こうした事業者の方々に対する指導や出前講座の際に必ず耳にするのが、「食品表示は複雑でわかりにくい」という言葉です。 これは、食品表示のルールが、JAS法や食品衛生法等の複数の法令にまたがり、1つ1つの食品について異なった表示制度が規定されていることが関係しているためであると思います。 事業者の方々が、実際にどのように表示