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  • 中世ヨーロッパの風景 「騎士の宴会」

    < 騎士の宴会 > 「さあ、今こそ拙者は桎梏を逃れ、大いに飲みかつ啖おうぞ」 (シュタインマル『秋の歌』) 6.宴席の準備 では、中世に騎士たちが催した宴会がどういうものであったか見ていきましょう。 まずは、宴会場の様子から。 (1)騎士の広間 宮廷が開かれている君主の城であれば、その居館(パラス)の一室、それも「騎士の広間」と呼ばれる階上の大広間が宴会の舞台となるでしょう。壁際には、城の貴婦人自らが刺繍した、騎士物語を題材とするタペストリーがかけられています。 床に敷物がひろげられ、その上に草花が撒き散らされるのが通例でした。敷物に香水をまいたか、卓の下で香を焚きしめたのか、辺りには芳しい匂い。壁を横に見ていくと、城主と家臣たちの盾がかけられ、数々の彩色された紋章が広間に華を添えています。 天井を見上げると、豪奢な王であれば銀製の、ふつうの城主たちなら鉄の輪のシャンデリアが吊されている

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    ITAL 2012/07/13
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