仕事や勉強のプラスになるとわかっていても、読書が苦手……そんな人は少なくありません。「子どもの頃から本が嫌い」という人も、なかにはいることでしょう。こうした本嫌いの人は、次の思い込みによって、読書で苦痛を味わったことがあるのかもしれません。 手にした本は「最後まで」読むべき 本は「1冊ずつ」読むべき 本嫌いは読書を「習慣化」できない 「身になる読書」には、特別な技術が必要 しかし、これらは読書に対する大いなる誤解です。その理由と、もっと楽しく、かつ効率的に本を読む方法をお教えしましょう。 1.【×】手にした本は「最後まで」読むべき →【○】つまらない本は途中で読むのをやめていい! 読書が重荷になっている人にとって、「一度手にした本は、最後まで読まないといけない」という考えは、当たり前のものかもしれません。しかし、「つまらないと思った本は、最後まで読まなくていい」と、ベストセラー『嫌われる勇