Jリーグの大東和美チェアマン(61)が就任して約3カ月。2部(J2)東京V、大分の経営問題など課題が山積みの中、改革への取り組みについて聞いた。 −アルコール飲料の広告はすでに解禁された。経営難のクラブが多く、スポンサーの規制緩和を求める声もある。 「経営問題は一番気になるところだ。確かに経済が厳しくなっているが、すべてを解禁するかというと疑問は残る。ただ今までと同じシステムは変えていかないといけないと思う。アジア戦略も見据えて(現在は認められていない外資企業のクラブ経営も)考えていいと思う」 −Jリーグが経営している東京Vの譲渡先は決まりそうか。 「そうでないといけない。見つからなければ消滅もある。11月の理事会がリミットだ」 −東京VはJ2で3位以内ならば、1部(J1)に昇格できるのか。 「個人的には経営譲渡先が決まって、赤字などの諸問題がクリアされればルール上は問題ないと