10日、東京・永田町に姿を見せた小池都知事。 選挙戦で掲げた公約を巡って、今、波紋が広がっています。 小池知事が公約の1つとして挙げた「第1子からの保育料無償化」。 現在、都内に住む2歳児までが保育園に通う場合、保育料が無料となるのは第2子から。 小池知事は、これを第1子から適用させるとしています。 都内の子育て世代にとっては喜ばしいこの公約。 しかし、9日、千葉県の熊谷知事が「『まだやるの』という感じ。東京とそれ以外で福祉の格差がどんどん開く。我々の努力で埋めることはできない」と懸念を示したのです。 予算が豊富な東京都と他の自治体との間で、子どもに対する施策の格差が開くと問題提起したのです。 これについて、千葉県民は「格差と言えば格差ですよね。それをどういうふうにうまくバランスを取っていくかが難しい。これからの課題じゃないかなと思います」「格差ではなくて、差異。地域の差異でいいんじゃない