アフガニスタンの武装組織によるアメリカ軍への攻撃にロシアが関与している疑いが、有力紙の報道で明らかになりました。ロシアがアメリカ兵の殺害に懸賞金を提供していたことを情報機関がつきとめ、トランプ政権が制裁の強化を検討していると伝えています。 それによりますと、ロシア軍の情報機関がアメリカ兵の殺害に懸賞金を提供していたということで、武装組織のメンバーらに対する尋問からつきとめたということです。 アフガニスタンでは去年、20人のアメリカ兵が死亡したということですが、何人が懸賞金の対象だったかは分かっていないとしています。 ニューヨーク・タイムズは「ロシアの情報機関が西側諸国の軍を攻撃するために秘密工作をしていたことが明らかになるのは今回が初めてだ」と伝えていて、トランプ政権内ではロシア政府への制裁の強化なども検討されているということで、冷戦後最悪ともいわれる両国の関係がさらに悪化する可能性もあり