ブックマーク / note.mu (7)

  • いつか怪物になるわたしへ|おかき大明神|note

    女子高生と山月記 「虎になる」というフレーズが流行った。 高校時代の話だ。かつて鬼才と呼ばれた男が、己の心に潜む獣に振り回されて虎になる話を習った。重い題材なのにどうにも心にひっかかる上、人間が虎になるという衝撃的展開に驚いた。加えて「尊大な羞恥心」だとか「臆病な自尊心」とかいう妙に語呂の良いワードが登場することから、わたしたちは授業が終わってもこの話を忘れられず、結果「虎になる」というフレーズを局地的に流行らせた。 わたしたちは虎になった。主に葛藤してどうしようもない時や人間関係が煩わしい時、そして自分が嫌いになった時に。具体的に言うならテスト前や恋愛にまつわる他者とのいざこざ、理想と現実の狭間でもがいた時に、現状の気怠さを「ほんと虎になるわあ」と溜息交じりに吐き出したのだ。 仲のいいグループだけで使う暗号のような、気怠さの共有コードのような使い方をしていたのに、いつしか他のグループにも

    いつか怪物になるわたしへ|おかき大明神|note
    IkaMaru
    IkaMaru 2019/07/14
    自分を含め「政治好き」や「議論したがり」というのはそれを好まない人にとっては既に怪物なのだろう、と思うことはある。しかし怪物同士の決闘場がなければ民主主義は健全たり得ない
  • 「正しさの暴走」は「正しさの不在」である|imdkm|note

    よく「正しさの暴走」とか「正義の暴走」みたいなことが言われる。だから「正しさ」や「正義」をふりかざす人には注意しましょう、というわけだ。けれどもいつも疑問なのは、果たしてここで暴走しているのが当に「正しさ」なのか、という点だ。 この記事を読んで「そうだそうだ」という人がかなり多くて、疑問はなおさらふくれあがった。だって端的にここで「正しさの暴走」と呼ばれているものは「正しくない」からだ。その正当化として一片の「正しさ」らしきものが提示されているが、多少その内実を検討すれば別段その「正しさ」なるものは実際には「正しさ」でもなんでもないことがわかるだろう。 「帰りの会」の例はむしろ、なんの客観的な正当性(そう、「正しさ」!)もなしに集団から個を排除しようとする、同調圧力の暴走の例だ。記述を見ていくとわかるが、実はこの悲劇を回避する方法というのはまさに「正しさ」を信頼することにほかならない。

    「正しさの暴走」は「正しさの不在」である|imdkm|note
    IkaMaru
    IkaMaru 2019/06/14
    この「正しさの暴走」なる言葉の使い手を見るに、心底「批判」というものが嫌いで、なくなってしまえばいいと思ってるのが伝わってくるのだよね。批判されるぐらいなら無言の圧力や暴力を加えられる方を選ぶほどに
  • ーイチロー騒動で剥がれた化けの皮ー「なうちゃん(nauchan0626)」という“左の安倍晋三”【後編】|黒木初|note

    思えば、なうちゃん(nauchan0626)とは割と長いあいだ相互だった。 初期のナウシカアイコンの頃はちゃんと弱者に寄り添い、反差別を真剣に訴えていたように思う。 とはいえ、当時から、きな臭さはあった。 例えば彼はこんな主張をしていた。 「神と上は“カミ”で同じ読みです。日人は昔から上を崇拝する国民性なのです。」 わたしは即座にメンションを打った。 「言語学的に間違いです。神と上は昔は違う発音でした」 その時は素直に謝罪訂正をなうちゃんはした。 少し口調にプライドを傷つけられた感じが滲んでいたが、まあ間違いを認めるときなんて人はこんなもんだろう、と思い、気にしなかった。 他にも、時代遅れの騎馬民族渡来説(天皇は朝鮮半島由来だよバーカwと右翼をdisる定番左翼ネタ。実際には去勢技術が残ってなかったり、騎馬民族渡来説には無理がある。そもそも黒潮の関係で渡来人はだいたい朝鮮半島から来ているわ

    ーイチロー騒動で剥がれた化けの皮ー「なうちゃん(nauchan0626)」という“左の安倍晋三”【後編】|黒木初|note
    IkaMaru
    IkaMaru 2019/03/30
    「お前なんか安倍晋三だ」「なんだとお前こそ安倍晋三だ」
  • 余命ブログ読者のみなさんへ~神原弁護士についての情報を特別に提供します!!|木野寿紀|note

    「余命三年」ブログを読んで神原元弁護士の懲戒請求を行った愛国者のみなさんが、逆に神原弁護士より訴えられてしまったようです。 「日を愛する普通の日人」を自称するみなさんのほとんどは裁判所のお世話になったこともないでしょうから、これから開始される人生初めての法廷闘争に不安になっていらっしゃる方も多いことでしょう。 みなさんの中には、自ら行った懲戒請求の対象にもかかわらず、 「ところで、神原弁護士って誰??」 「どんな弁護士なの??」 と、原告の人物像がわからずあわてていらっしゃる方も多いのではないかと思います。 わたしは神原弁護士をよく知っています。なぜならわたしは以前、神原弁護士に代理人になっていただいて裁判を起こした経験があり、「被告は損害賠償を支払い、謝罪文を発表する」という条件で和解に導いてくださいました。 相手は非常に有能な弁護士なので、今回訴えられてしまった愛国者のみなさんも、

    余命ブログ読者のみなさんへ~神原弁護士についての情報を特別に提供します!!|木野寿紀|note
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/05/13
    余命に煽動されてる中には統合失調症の人が混じってる可能性が高く、たとえジョークのつもりでも結果的にそうした人々の正常でない判断力につけこむ形になってしまいかねないことは自覚すべし
  • 絶賛されている『シンゴジラ』が個人的に58点の映画だったので海に身を投げたい|二十日・de・おぼーん|note

    ※ネタバレがっちり含みますので嫌な人は見ないように。 前評判が超よかった『 シンゴジラ 』をウっキウキで鑑賞。 ゴジラの幼体出現でテンションがブチ上がったのをピークに、少しずつ少しずつ「あれ?これ大丈夫か?」という雲行きになっていきまして、最後には苦い顔で映画館を後にしました。すぐさまTwitterで色んな人の反応をチェックしたけどほぼほぼ大絶賛。100点オーバー続出です。 「マジか?…俺がおかしいのか?」 というわけで見所やオマージュ解説なんかは他の人が沢山書いてくれると思うので僕は個人のモヤモヤをぶつけたいと思う。 ●とにかく登場人物にまったく感情移入できない まず主役の長谷川博己をはじめ竹野内豊など主要な登場人物のバックボーンや行動原理について作中でほぼ言及されないし、なによりも彼らの家族についてまったく語られていないのは問題なんじゃないかと思う。 彼らには親兄弟や恋人、家族はいない

    絶賛されている『シンゴジラ』が個人的に58点の映画だったので海に身を投げたい|二十日・de・おぼーん|note
    IkaMaru
    IkaMaru 2016/08/03
    『風立ちぬ』と似たようなもので本質的には監督のエゴの塊を楽しむ映画なのだけど、こっちの場合それをくるんだオブラートが琴線に来ちゃった人が想像以上に多かったというか、気持ち悪い褒められ方してる節はある
  • 芸能人卒業宣言|はるかぜちゃん|note

    やほやほ はるかぜちゃんです☆ この度、お世話になりましたワタナベエンターテインメントを卒業致しました。 ちょうど一年前・14歳の誕生日。ワタナベの一員になるにあたり「思った事を発信するはるかぜちゃん」 から 「女優の春名風花」へと、僕は自分を変えて来ました。一人称も、話し方も、どんどん変わって行ったよね。 皆も・・・とっても不思議に思いながら見つめていたと思います笑 けれど大勢の方が「この子は管理するよりも、自由でいた方が生きるのでは?」と、何度も会社中で話し合って下さって(笑)”はるかぜちゃん”はまた、帰って来ることとなりました☆ 卒業と書いたのは、契約終了とかではなく、事務所の皆様が僕のために、真剣に悩み抜いてくださった末に出してくださった結論だから。初めての朗読劇の舞台の後、ミキ社長に声をかけていただいてからちょうど一年。ワタナベでは大勢の皆様にとても良くしていただきました。当に

    芸能人卒業宣言|はるかぜちゃん|note
    IkaMaru
    IkaMaru 2016/03/01
    この炎上力を新たなエネルギー源にするためのプロジェクトこそnoteの正体なのでは
  • 女性に読んでほしくない女性のマネジメントについて|片切真人|note

    「これからの時代は男女でわけて考えるのではなく、性別ではなく、個々としてみないといけないから男女でマネジメントをわけるなんていうのはナンセンスだ。」 と自分に言い聞かせてきましたが、 やはり男女は違うという答えに行き着きました。 僭越ながら女性のマネジメントについて書こうと思うのは、女性のマネジメントが得意というわけではありません。 ただひたすら逃げずに立ち向かったことにより見えてきたことがあるということだけです。 私の女性マネジメントの経歴は以下です。 ・女性を部下に持った数100名以上 ・面談で女性を泣かしてしまった回数は50回以上 ・「あなたがいるなら私は辞めます。」と言われた回数2回 ・役員選挙投票紙の自由記入欄に「セクハラしないで」と書かれた票が2票(控訴したい) こんなところです。 「今より前に進むためには争いを避けて通れない」とミスチルも言ってるしなー。と思って深く考えずに生

    IkaMaru
    IkaMaru 2016/02/27
    炎上マネジメントという新しいスタイルを開拓する意欲は買おう
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