2008年の”リーマン・ショック”以降の経済危機の中、各企業は広告出稿を大幅に減らし、テレビ局は広告収入が激減。09年度末の最終決算では、フジテレビ以外は軒並み赤字を計上すると予測されている。 テレビ朝日が深夜0時台の番組を一挙に終了させて、昨年10月から開始した『お願い!ランキング』に代表されるように、各テレビ局は今、いかに低予算で視聴率が獲れ、スポンサーが付く番組を作るかが至上命題となっている。昨年春、大幅に改編した各局のタイムテーブルが、この春、さらに大激変を遂げる。そこで、各局別に終了する番組と新番組を検証。裏話を交えつつ、前後編の2回で春改編の真相に迫る。今回の改編の”目玉”をある週刊誌記者は次のように明かした。 「大きく変わるのは、日本テレビとTBSの月~金、午後7時台。それぞれ大幅に以前より視聴率を下げた日テレの『SUPER SURPRISE』枠、TBSのニュース番組『イブニ