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  • 『【現代語訳】呉秀三・樫田五郎 精神病者私宅監置の実況』制作こぼれ話

    書編集担当 石川誠子こと、イシカーさん 精神科医療者の皆さんなら、「呉秀三」という名前と、「わが邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸のほかに、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし」というフレーズを、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。このフレーズは今回現代語訳した『精神病者私宅監置ノ実況』に出てくる一文です。 呉秀三は、精神病者を私宅で監禁することを強制する精神病者監護法を廃し、新しい法律(精神病院法)を作り、病者を病院で看るという形を目指そうとした人です。そして新しい法律制定の根拠として、政治家向けに作成した調査報告書が、この『精神病者私宅監置ノ実況』だったといわれています。その意味で、このは近代精神医療の原点といっても過言ではありません。 制作期間3年という異例の長さで、「明けても暮れても呉」とばかりに書の編集に携わった編集者2人が、個人的感想も含めて

    『【現代語訳】呉秀三・樫田五郎 精神病者私宅監置の実況』制作こぼれ話
    Imamu
    Imamu 2012/11/13
    「たとえるならば、実地調査版の柳田国男『遠野物語』」
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