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ブックマーク / book.asahi.com (2)

  • プロパガンダ・デザインと『FRONT』のグラフィズム|じんぶん堂

    記事:平凡社 2024年1月刊『復刻保存版FRONT Ⅰ』収録「海軍号」より転載。[復刻保存版]は1989年の復刻版を底に縮刷合して再復刻したもの 書籍情報はこちら モダンなグラフィズムの捻れと合理 第2次大戦におけるプロパガンダの表現は、モダニズムが産み出した様々な表現手法と形式を駆使したものであった。このことは、日だけのことではなく、ドイツアメリカにおいても共通したことであったといえる。 たとえば、第2次大戦中に日で作られたプロパガンダ雑誌、『FRONT』のグラフィックをながめてみると、そこには明らかにモダニズムのグラフィックの成果が駆使されていることが分かる。このことは後ほど検討しなければならないのだが、『FRONT』にはとりわけ、モダンデザインの流れの中で重要な意味を持つロシア・アヴァンギャルドの表現手法と形式が多用されていることが、一目で分かる。つまり、革命の中で産み出

    プロパガンダ・デザインと『FRONT』のグラフィズム|じんぶん堂
  • 小林昌樹「調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス」 参照すべき情報源と出会える|好書好日

    「調べ物においてキチンと答えを出す」には「情報源」を制するのが近道。「検索語」だけに頼っていては雑多な情報の中で迷子になるばかりである。 「調べた情報」をテレビ番組などに提供するリサーチャーは「情報源」が生命線。仕事柄、司書のレファレンス(調べ物相談)に助けられた経験は多い。特に著名人の家族史をたどる番組の取材では、秋田・京都……多くの地域図書館で、調査に活路を見いだしてもらった。 館内蔵書にとどまらず、インターネット検索でも「アタリをつける」勘どころがすごいのだ。膨大な資料と対峙(たいじ)する国会図書館司書であれば、そのテクニックの集積も更にすさまじかろう。書にはそんな秘伝・奥義が、ズラリと並んでいる。比喩ではなく、巻末の「索引」に当にズラリと並んでいる。 実は私、「索引」付きのを収集する癖があり、三千冊くらいは手元にある。「索引」には、ちょっとうるさい。 「索引」の構成や語句選び

    小林昌樹「調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス」 参照すべき情報源と出会える|好書好日
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