日常的にたんの吸引や胃ろうなどが必要な医療的ケア児が、保護者の付き添いがなくても、学校生活で必要な支援が受けられることを盛り込んだ「医療的ケア児支援法」の施行から4年。しかし、付き添いは依然としてな…

教育のデジタル化を推進するため全国の小中学生に1人1台のタブレット端末を配布する国の構想。コロナ禍をきっかけに本格化し、今では普及率は、世界トップクラスになったと言われています。 ただ、学校現場からは、その効果を口にする一方で、想定外の事態も起きています。 目次 海外では見直しの動きも デジタル教育との向き合い方は 全国の小中学生に1人1台のタブレット端末を国が主導して配布する「GIGAスクール構想」。コロナ禍でニーズが高まったオンライン授業などに対応するため、およそ3000億円をかけて本格導入されました。 その結果、2019年の時点で日本は児童生徒1人当たりの端末が5人に1台ない状態だったのが、この5年ほどで普及率は9割を超え、週3日以上端末を活用している小中学校も全国でおよそ9割にのぼるなど、教育のデジタル化が進められています。 東京 多摩市の連光寺小学校でも、5年生の国語の授業で、長
中高生世代の居場所はなぜ大切なのか、児童館に期待できることとは――。こども家庭庁の審議会委員を務める青山鉄兵・文教大学准教授(青少年教育)に聞いた。 ◇ 子どもの居場所という言葉は多義的です。…
「肉食は悪くないです」 助産師の桜井裕子さん(61)が体育館で中3の生徒約120人に語りかける。「好きな人と付き合いたい、深め合いたいというのは健康的なこと。でも、その先のことも考えたい」 昨年12…
カンニングで「謹慎処分」大阪・有名進学校2年生が自死 “写経80巻”課題と「卑怯者」のレッテル…教師による“懲戒”は本当に必要か 子どもの権利と生徒指導をテーマにした「学校事故・事件を語る会」の大集会が5月31日から2日間、兵庫県神戸市内で開かれた。学校事故・事件の当事者の家族や遺族、研究者、教師、スクールソーシャルワーカーらが参加した。 集会では、2021年12月に起きた、大阪府の有名進学校・私立清風高校での男子生徒(当時17歳)の自死事件が取り上げられた。 定期テストでカンニングをしたことで、謹慎8日間の処分を受けた生徒Aが、指導翌日に自ら命を絶った事件。謹慎中の膨大な課題と、日頃からの生徒指導が生徒Aを追い詰めたとして現在、遺族が学校側を訴えた裁判が行われている。(ライター・渋井哲也) 「カンニング行為」に争いはないが… 遺族側は訴状で、カンニングが明らかなルール違反であり、学校から
学校問題の相談に応じるNPO法人が9日、文部科学省内で記者会見し、各地の私立学校で人権侵害が疑われる事案が相次いでいると主張した。高校授業料の無償化拡大で私学への注目が高まる一方、現在の制度では人権…
「万博で恥ずかしくないように」大阪公立中で2時間“集団行動訓練”に疑問の声…博覧会協会は関与否定、では誰の指示? 「万博に訪れる予定だから恥ずかしくないように」 大阪市の公立中学校で、万博への遠足を前に生徒に対しておよそ2時間に及ぶ“集団行動”訓練が行われていたことが、弁護士JPニュース編集部への情報提供でわかった。 整列、着席、あいさつといった動作が完璧にそろうまで繰り返されたその授業は、生徒に精神的・肉体的な負担を強いたという。一体、誰が何のために訓練を行ったのか――。 生徒「怒られないように動きをそろえるしかない」 編集部に情報を寄せたのは、この中学に子どもを通わせているAさんで、「子どもたちは『意味がわからないけど、怒られないように動きをそろえるしかない』と精神的にも体力的にも消耗していました」と話す。 「遠足など行事の前に団体行動の練習をするのは100歩譲ってわかりますが、動作が
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