プログラムの誤りを見つけるには, プログラムを 1 行ずつ実行したり, その時 の変数の値を調べたり変更したりできるといい. このようなことを行なうのが 「デバッガー」である. ここでは, gdb というデバッガーについて説明する. gcc (又は cc と言う名前になっていることがある) でコンパイルを行なう場 合には, gdb でデバッグするために -g オプションをつけおく. gdb を直接使ってもいいが, emacs (または mule), ddd, xxgdb 等のユーザー インターフェースを介して利用した方が使いやすい. ここでは, emacs から gdb を利用する方法について説明する. 例えば, add.c というファイルにプログラムを書いて, それをデバッ グするには次のようにする. add.c の中身は次のようになっていると する. #include <stdio.h