「お前はアメリカ人だ」 ずっとそう言われ続けました。 あだ名も「アメリカ人」になりました。 でも、どうしてそんなふうに呼ばれるのか、考えても考えても分からないんです。 無視され、距離も置かれ、味方はひとりもいませんでした。 私が何をしたんだろう… 私の何が悪いんだろう… 大好きな日本に“キコク”したのに「ここにいないほうがいいのかな」とさえ思いました。 (ネットワーク報道部 記者 鮎合真介)

(C) Capcom USA アメリカ人が考える「格好良さ」を体現したガイル ストリートファイターシリーズの主要な登場人物の一人であるガイル。 日本を始め多くの国のファンにももちろん人気があるのですが、アメリカではなぜか別格扱いされています。主役級のリュウに匹敵するか、それ以上の人気を誇ります。 なぜガイルはアメリカで人気なのか、アメリカ文化史や社会史の観点から考察していきたいと思います。 なお、この記事はある程度ストリートファイターシリーズについて知っている前提で書きます。ストリートファイターシリーズやガイルについての基本的な説明は省いてお話しします。あらかじめご了承ください。 1. アメリカで主役級の扱いであるガイル ガイルがアメリカで人気で、主役級の扱いであることを皆が知ったのは1994年の映画「ストリートファイター」からではないかと思います。 この映画では、ジャン=クロード・ヴァン
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