1.鉄道連隊軍用線の橋脚跡 船橋市に隣接する鎌ヶ谷市にも、戦争遺跡は存在する。 現在新京成線は、新津田沼~松戸間を走っているが、その前身がかつての鉄道連隊が敷設した軍用線であることは、習志野市の戦争遺跡のところでも述べた通りである。そのなかで、鎌ヶ谷大仏駅からほど近い、鎌ヶ谷市南鎌ヶ谷の木下街道を北へ入った谷間にある道沿いに、その橋脚の跡が4基ある。その橋脚は、コンクリート製で高さは4m以上ある。知っての通り、かつての軍用線は、敗戦後しばらく放置されていたが、路線のうち、この部分を除く松戸~津田沼間のほとんどを京成電鉄が買いうけ、1946年(昭和21年)に新京成電鉄を設立、当路線の整備にあたった(全ての整備が終わり、新京成として営業運転をしたのは1955年(昭和30年)のこと)。現在の新京成線は、その場所の1km位東であるが、その場所に橋脚があるのは、戦後あまりに曲がりくねった路線のうち、
![鎌ヶ谷市の戦争遺跡1(鉄道連隊軍用線の橋脚跡、航空官補慰霊碑) - 千葉県の戦争遺跡](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/29253383b6bfe009f0ff9ac4ad14c30df5c8083b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogimg.goo.ne.jp%2Fuser_image%2F5f%2F79%2Fd0f8358ad53e99e6b6b2c113dae46e87.jpg)