今から6700万年前、ティラノサウルス・レックス(Tレックス)で有名な白亜紀後期の地層から新種の淡水サメ「ギャラガドン」(学名・Galagadon nordquistae)が発見された。名前からも分かる通り、ナムコが1981年にリリースしたシューティングゲーム『ギャラガ』から取られた名前だ。 (画像はノースカロライナ州立大学ニュースより) 1mmにも満たない歯の形状や大きさから、ギャラガドンは現在のテンジクザメの先祖で、体長は30cmから45cmと小型、髭の生えた姿だったと予想されている。主な食物は、小さな魚や川底にすむザリガニやタニシだったという。 発見者で論文を執筆した研究者のひとりであるテリー・ゲイツ氏は、「この小さな発見は白亜紀のエコシステムの研究に役立つ重要な発見であり、白亜紀末の大量絶滅によってどのように生態系が変化したかを知る手がかりになるだろう」と語る。 (画像は”New