【3月10日 AFP】中国全国人民代表大会(全人代)は10日、習近平(Xi Jinping)氏を国家主席に選出し、同氏は異例の3期目に入った。これを受けてロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は祝意を表明するとともに、両国の関係強化をたたえた。 大統領府が出した声明によると、プーチン氏は習氏に対し「親愛なる友よ、再選に心からの祝意を表する」と述べた上で、「ロシアはあなたの、両国の関係強化と戦略的協力における個人的な貢献を高く評価している」と伝えた。 さらに、「協働していけば、多種多様な領域でロシア・中国の実り多き協力関係を確実に発展させていけると確信している。地域・国際レベルでの最重要課題において、連携して共同の取り組みを継続していく」との考えを示した。 ウクライナ侵攻後、西側諸国との関係が冷戦(Cold War)期並みに悪化しているロシアは、中国との関係強化