6日午前11時50分頃、京都市左京区の市立修学院小学校から「グラウンドで理科の実験をしていた児童の服に火が付いた」と119番があった。 市消防局によると、6年の女児(12)が、腹や腕などにやけどを負い、病院搬送された。意識はあり、命に別条はないという。 京都府警下鴨署によると、当時、6年生約30人が、理科室でろうそくを作る実験中だった。数人がグラウンドに出て、カセットコンロでろうそくを溶かそうとしていたところ、女児の服に火が燃え移ったという。同署は、教師が付き添っていたかどうかや、グラウンドで実験を行った経緯などを調べている。 現場には女児が着ていたとみられる焦げた衣類が残され、消防隊員や学校関係者らが、コンロの周囲に集まるなどしていた。