27日午前8時ごろ、滋賀県南おうみ市で「子供たちが横断歩道内をぐるぐる回り続けている」と110番通報があり、駆け付けた署員が立ち往生した児童ら14人を救出、保護した。全員けがはなかった。横断歩道の模様が途中で弧を描くように書き換えられていたことから、南おうみ署では何者かによるいたずらと見て調べを進めている。 立ち往生が起きたのは同市の堂巡交差点。通報した男性によると「通学中の子どもたちが困った顔で横断歩道をぐるぐる回りながら歩いていた」という。事故があった横断歩道は途中から大きく左にカーブを描いており、児童らは模様に沿って歩き続けて抜け出せなくなったものとみられる。 通報を受けた南おうみ署員が白線を書き足して分岐させて安全な場所まで誘導し、児童13人と成人男性1人を救出。中には2時間近く横断歩道を回り続けていた児童もいた。 模様を無視して直進しなかった理由について、救出された男子児童(10
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