大手菓子メーカーの「江崎グリコ」は、原材料価格の上昇を受けて、主力商品の「ポッキー」など一部の商品について、ことし8月下旬以降順次、値上げをしたり、内容量を減らしたりすると発表しました。 「江崎グリコ」の発表によりますと、値上げの対象となるのは、菓子や飲料など157品目で、値上げ幅は3%から最大24%となります。 このうち、主力のスナック菓子「ポッキー」は2015年以来7年ぶりの値上げで、店頭での参考価格は税込みで現在の162円から171円となります。 また、これとは別に菓子など42品目については、出荷する際の価格は据え置くものの、内容量を減らす「実質値上げ」を行うとしています。 値上げはことし9月1日の出荷分以降、「実質値上げ」はことし8月23日の出荷分以降、商品ごとに順次行うとしていて、値上げや「実質値上げ」の対象となるのは会社が販売する商品のおよそ3割に上るということです。 値上げの