ブックマーク / magazine-k.jp (2)

  • 公共図書館はほんとうに本の敵?

    記事は公益社団法人日文藝家協会が発行する「文藝家協会ニュース」特別号(2015年4月30日発行)に掲載された、今年2月2日に紀伊国屋サザンシアターで行われた「シンポジウム〈公共図書館はほんとうに図書館の敵?〉」の記録を転載したものです。(編集部) シンポジウム〈公共図書館はほんとうにの敵?〉 公共図書館・書店・作家・出版社が共生する「活字文化」の未来を考える 日時=2015年2月2日(月)  18時30分〜20時30分 会場=紀伊國屋サザンシアター〈シンポジウム〉 協力=「21世紀の出版契約を考える会」有志 登壇者: 佐藤 優〈作家・元外務省主任分析官〉 林 真理子〈作家・日文藝家協会常務理事〉 根 彰〈東京大学大学院教育学研究科教授〉 猪谷千香 〈ジャーナリスト〉 菊池明郎〈筑摩書房相談役〉 石井 昂〈新潮社常務取締役〉 進行=植村八潮〈専修大学文学部教授〉 写真:高橋祐功

  • 無料貸本屋でどこがわるい?

    PR誌『みすず』に連載中から愛読していた宮田昇さんの文章が『図書館に通う』というにまとまった。「当世『公立無料貸屋』事情」というサブタイトルがついている。 著者は私のちょうど十歳上。戦後まもなく就職した早川書房からタトル商会に移り、米軍占領下にはじまる混乱した著作権問題に素手でとりくみつづけた方である。そのあたりのことは私もすでに『翻訳権の戦後史』や『戦後「翻訳」風雲録』などの著書で知っていた。その出版界の大先達が、いまや私同様、ひとりの退職老人として公立図書館のヘビーユーザーと化していたとはね。 ほどなく消えてゆく身で、手持ちのをこれ以上ふやしたくない。経済的な事情もまったくないわけではないらしい。退職老人の後輩としては、そうした著者のつぶやきの一つひとつが身にしみる。 仕事をやめた宮田さんは、暇にまかせて、じぶんの街の図書館で高村薫や宮部みゆきや桐野夏生の作品をまとめて読み、これ

    無料貸本屋でどこがわるい?
    Ivarn
    Ivarn 2015/01/24
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