毎朝の墓参りを習慣にしている女性が、ある日、「小さな住民」の存在に気づいた。それはカエル。墓に彫られた漢字のくぼみに、ピッタリおさまっている。初めて確認して以来1か月以上になるが、すっかり住み着いた様子という。香川県観音寺市で、墓を住まいにしているカエルに会ってきた。 「家」のすみっこが定位置 「今日もいました。いつもの場所にいます」。雨の天気予報を心配しながら11月1日の午前7時半に待ち合わせ、観音寺市在住の小出圭美(たまみ)さんと墓に向かった。そこは、小出さんの伯母が永眠する「井上家之墓」。墓石に彫られた「家」の文字のすみっこに、小さなカエルが鎮座していた。 墓石に彫った「家」にカエルが住んでいる 小出さんは9月18日ごろ、墓にいる緑色のカエルを見つけた。アマガエルのようだ。苦手なので「嫌だな」と思いながらやり過ごしたが、次の日も同じ場所にいた。連日そこにいるため、次第に「今日もいるか
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