CSS2008(コンピュータセキュリティシンポジウム2008)において、無線LANの暗号化方式であるWEPを瞬時にして解読するアルゴリズムが神戸大学の森井昌克 教授から発表されたそうです。何よりすさまじいのが、既に知られているような特殊な環境が必要な方法ではなく、通常の環境で簡単に突破可能であるという点。しかも、諸般の事情によって解読プログラムの公開はひかえているものの、近々公開予定とのこと。 携帯ゲーム機であるニンテンドーDSは暗号化においてWEPしか現状ではサポートしていないため、今後、さまざまな問題が出る可能性があります。 一体どういう方法なのか、概要は以下から。 CSS2008において,WEPを一瞬にして解読する方法を提案しました. - 森井昌克 神戸大学教授のプロフィール WEPを一瞬で解読する方法...CSS2008で「WEPの現実的な解読法」を発表|神戸大学 教養原論「情報の
無線LANで使われている暗号方式・WEPを「一瞬で解読する」という方法を考案・実証したと神戸大学と広島大学の研究者グループが発表した。 これまでにもWEPを1分足らずで破る方法が報告されているが、新手法は一般的な環境で簡単に解読することが可能といい、解読プログラムは比較的性能の低いPCでも実行できるという。グループの森井昌克神戸大学教授「WEPはまったく暗号化方式としては意味をなさない」として、早期にWPA/WPA2に移行するよう呼び掛けている。 このほど開かれた「コンピュータセキュリティシンポジウム 2008(CSS 2008)で発表した。 WEPを解読する手法としては、ダルムシュタット工科大学のグループが昨年4月、1分足らずで解読する方法を公表。ただ、この手法ではARP(Address Resolution Protocol)パケットを4万パケット以上集める必要があるが、現実的には難し
MAC(メディアアクセスコントロール)アドレスは、コンピューターへのアクセスを制御する際にワイヤレスルーターやその他のネットワーク機器が使用する12桁の文字列です。普段はあまりに気にかけない地味な存在ですが、いざ鎌倉、という時になると、昔ながらの伝統技術であるメモ用紙とボールペンでこの12桁を書き写すという、心を無にすることが必要となる作業を行わなくてはならないため、現代人の精神的苦痛の源とされていますね。でもこのMACアドレスは自分で覚えられる数字に変更できるそうなんです。 なんで替える必要があるのか? と思う方もいるかと思いますが、例えばパソコンの台数制限がかかっているネットワークにパソコンを追加する場合に、MACアドレスをネットワークに接続されている違うパソコンのものと同じにすると、ネットワーク的には同じパソコンとして認識するのでアクセスが可能になる、とか。 詳しくはネタ元(英語)か
接続先のIPアドレスがモロバレなのがBitTorrentの最大の弱点。通信中のファイルをどこから監視されているか分かったもんじゃない。日本国内からの接続をはじいて安全なBitTorrent生活を満喫しよう。 P2P技術を利用したファイル共有ツール「BT」(BitTorrent)を使っていると、通信している相手が一発で分かる。逆にいえば、こちらのIPも相手には一発で分かってしまうのだ。通信相手が政府機関や調査機関とだった場合は、通信すべきでないのは当然だ。 たとえ相手が普通の日本人だったとしても注意が必要だ。最近ではユーザーの通報によってISPから警告が来るケースもある。通信相手は、決して信用してはいけないのだ。突然のドアのノックが怖い読者は、「PeerGuardian2」と「GeoIPCountry」を元に編集部が作成したIPデーターベースを使い、日本IPからのアクセスを今すぐ遮断してしま
音声チャットソフト「Skype」のネットワークを利用して、ファイヤーウォール・NAT環境下でのVNCによるリモート操作を可能にするソフト「SkyGateForVNC」v1-0-1-117が11日に公開された。Windows XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。 「SkyGateForVNC」は、「Skype」のネットワークを通じて、VNCサーバー・クライアントでPCをリモート操作可能にするソフト。本ソフトの利用には、別途「Skype」とVNCサーバー・クライアントが必要で、編集部では「Skype」v3.6.0.244と「VNC」v4.1.2で動作検証をした。 インターネット経由でPCをリモート操作したくても、会社や自宅ではたいていファイヤーウォールやNATが有効なため、外部からVNC接続できないことが多い。そこで本ソフトを使えば、ネットワークの設定や
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