まず4機種共通の機能として、新搭載のMPEG-4/AVC H.264エンコーダーによるハイビジョン番組の長時間録画が挙げられる。録画モードは6種類あり、ストリーム記録の「DR」を除いてすべてMPEG-4/AVCを使用する。このためDVDメディアへダビングする際には再エンコードが発生することになるが(=等速)、BDに対してはすべてのモードで高速ダビングが可能だ。この仕様は、同社がDVDからBDへ軸足を移したことを示している。 「XR」「XSR」「SR」「LSR」モードは、ハイビジョン解像度(1440×1080)で15M~6Mbpsにビットレートを削減する。たとえばLSRモードを使用すると「BDZ-X90」の500GバイトHDDに最大166時間のハイビジョン録画が可能。またビットレートが下がったことで、BDへのダビング時間も短縮された。LSRモードで録画した1時間番組を4倍速対応BDメディアに