今週のお題「本屋さん」 忙しいときこそ本屋へ 休みの日でさえも「働くために休んでいる」気がするのは私だけではないだろう。余暇の時間も含めたすべての時間が何かを生産するための時間になってしまう。 生活が労働に飲み込まれる。現代を生きる我々は、気を抜くとすぐにマシーンと化してしまうのだ。 一呼吸おくための本屋 ビョンチョル・ハンが『疲労社会』の中で指摘するように、今の社会においては「先へと考え進めることしか許され」ず、「後ろを振り返り熟考することは不可能」である。 三宅香帆さんきっかけで読んだ そんななかで自分のペースを取り戻したり一呼吸置いたりするためには、一度今いる場所から離れる必要がある。 だから私は、日常から離れるために本屋さんに行っている。 お気に入りの本屋さんをもつということ お気に入りがあるだけで、暮らしが彩られる。 それは本屋もしかりだ。 広島に「ふわふわ」という書店がある。