林潤一郎(オレンジ・アンド・パートナーズ/2005年宣伝会議コピーライター養成講座総合コース、2006年同上級コース、同専門コース〔山本高史クラス〕修了) よく考えないプランナーの日常について書いてみようと思います。僕がそもそもプランナーという職種を選んだ理由はいたってシンプル。「コピーライター出身の人間が仕事の幅を広げやすい仕事」というイメージがあったからです。 僕はアーティストのような特別なセンスなど持ち合わせていません。憧れのクリエイティブディレクターを目指そうとしても、そう簡単にはいかないと思っていました。グラフィックも、ムービーも、フォトも、普通の人と同じか、あるいはそれ以下の知識でしたから。20代でその道のスキルを磨いてきた人においそれと勝てるレベルじゃありません。30歳を機に自分が何でいちばんになれるのかを考えたのは、いま思えば良いことだったと思います。 話がすぐに脇道へ・・