18~25歳までの男女355名を対象に2003年に試みたアンケート結果では、「絵を描くことが好きですか」の質問に、「嫌い」と「今は好きだけど嫌いになったことがある」と答えた人を合わせると47%という結果が出ています。 これはまだ少ないほうで、ほかの調査では70%以上が「嫌いである」という結果が出ています。将来、保育者や教員となる養成大学の学生を対象にした調査においても、同様の数字がでています。(p91) この調査結果を見て、驚く人もいれば、納得する人もいるでしょう。絵を描くのが嫌いな人にとっては、さもありなんといった数字です。 しかし絵を描くことが好きな人、あるいは、のびのびと絵を描く子どもたちを知っている人は不思議に思うでしょう。なぜ子どものころはだれでも絵を楽しく描いているのに、学校を卒業するころには嫌いになっているのでしょうか。 これは単なる年齢による好みの変化とは考えられません。こ
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