市場調査会社の米Ipsos Insightは米国時間2008年10月8日,デジタル音楽配信サービスに関する調査結果を発表した。それによると,米Appleの「iTunes Store」が圧倒的な人気を保っているものの,米Rhapsody Americaと米Amazon.comのサービスもユーザーの認知度や使用頻度が向上するなど健闘しているという。 iTunes Storeは,認知度,使用頻度,親しみやすさ,ブランド力のすべてにおいて成長し,相変わらずトップに君臨している。同調査をまとめたKarl Joyce氏は,競争激化にもかかわらずiTunes Storeが優勢を維持している理由を,ユーザーの要求が以前に増して厳しくなったためと分析する。「消費者のあらゆるニーズに応えることができる安定したブランドは,付加価値を提供することができないマイナーなブランドに比べて有利な立場にある」(同氏)。 i
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