『弟切草』に始まる、ゲームながら大量の文章を読み進めていく「ノベルゲーム」は、2000年代には『Fate/stay night』をはじめ美少女ゲームでブームとなり、『ひぐらしのなく頃に』をはじめ同人ゲーム界をも賑わせるも、美少女ゲーム/狭義の同人ゲーム領域では徐々に低調になっていった。 だが2010年代に入るとまた異なる文脈のホラー系や青春ものなどの有力同人ゲームが、徐々にあらたなファンを獲得しつつある。 ひとつは「自作ゲーム」と呼ばれる、YouTubeやニコニコ動画などでゲーム実況の対象となり、pixivで積極的に二次創作されるようなPCゲームである。こちらの代表格には『包丁さんのうわさ』などがあり、一部はノベライズもされている。 もうひとつは、スマホ向けのノベルゲームである。こちらはガラケー用ノベルゲームの流れを汲むテンクロスや、学生サークル発ながら一部で熱い注目を集める超水道などがい
任天堂の次世代ゲーム機、Wii Uが発売された。 2012年12月8日、発売日当日朝のマスコミ報道はひどかった。 Wii Uをまったく知らない記者が「捨て記事」扱いで場当たり的なことを書いているかのようだ。 目立ったのは「スマホに対抗」の見出し。 スマートフォンと据え置き型ゲーム機を、同じ俎上に載せる神経が理解できない。 それを見た私のTwitterでのツイートは以下。 “現時点の報道を見ると、どうしてWii Uが「スマホに対抗」になってしまうのだろう。Wii Uをつくった人は絶対に、さあ、スマホに対抗するぞ、などと考えてはいない。「スマホに対抗」という、紋切り型以下の的はずれの見出しの記事に怒りの感情がこみあげる” このツイートは50人以上のフォロワーにRT(リツイート)され、その後、多くの方から支持のご意見をいただいた。 Wii Uというハードウェアは誕生した瞬間から、曲解される宿命を
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