なお最適化の判断基準となるバイトコードはJDK 1.1.4(一部JDK 1.1.3)のjavac -Oにより生成しています。 このコンパイラの最適化は少しおばかさんで、10年以上前のUNIXにバンドルさ れていたポータブルC程度のようです。 変数の宣言の順番やregister宣言を駆使して、生成されるアセンブラコードを 想定しながらCのコーディングを行っていたというかつてのUNIX Wizardにとっ ては腕を奮う(最後の?)チャンスといえますね。 しかし、最新の最適化技術を搭載したコンパイラが近い将来に登場することは 明らかであり、あまり現在のコンパイラの出力にこだわってしまうのも得策と いえません。 そこでこのページでは以下の方針を取ることにしました。 できるだけJava VMのバイトコードの特性に起因する最適化を対象にする Javaコンパイラのクセに起因する最適化については、その旨、