米航空宇宙局(NASA)の探査機ボイジャー2号が捉えた天王星(左)と海王星。NSF国立光赤外線天文学研究所公開(2022年5月30日提供)。(c)AFP PHOTO/NOIRLAB/NASA/JPL-Caltech/B. Jonsson 【9月3日 AFP】天王星と海王星の地下で生成される「ダイヤモンドの雨」が惑星の核に向かって沈んでいると考えられる現象は、宇宙のあちこちで起きている可能性があるとする論文が2日、発表された。研究チームは、一般的なプラスチックを使った実験でこの現象を再現した。 以前からの仮説によると、天王星と海王星では、水素と炭素が非常に高い圧力と温度によって固形のダイヤモンドに変化し、ダイヤモンドの雨のように地下深くに沈んでいるとされてきた。 今回、米科学誌サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)に掲載された論文は、水素と炭素に酸素が加わることで、ダイ