擬人化された動物が暮らす世界(作中では地球の日本として扱われる)を舞台に、キツネの主人公ゾロリと、ゾロリの子分で双子のイノシシ兄弟イシシとノシシが、修行の旅をしながら行く先々で活躍するというストーリー。1987年11月にシリーズ第一作『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』が発表されてから、年2回の刊行ペースで66巻まで出版されている(2020年4月現在)。幼稚園児〜小学生を中心に高い人気を誇る同シリーズだが、特に2000年代半ばから後半にかけて、当時の小学生の間で大人気となり、社会現象化した。 シリーズの発行部数は2020年11月時点で累計3500万部を突破している[1] 。なかでも第31作『かいけつゾロリのてんごくとじごく』は初版にゾロリのフィギュアを同梱し20万部を発行[2] し、第36作『かいけつゾロリたべられる!!』は一般書でも破格の初版50万部を記録した(初回特典なし)[2]。 ゾロ