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ブックマーク / tanimonblog.com (3)

  • 「アメリカン・ビューティー(1999)」感想。見る人の環境や年齢によって見えるものが違う、ブラック・コメディの傑作!

    ブラック・コメディでアカデミー賞作品賞を受賞した稀有な作品です。 大好きなんだけど、その魅力を言語化するのは難しい。 何より娘の友達に一目ぼれして、筋トレを始めるケヴィン・スペイシーが最高過ぎる。 このぎりぎりを攻めている感。 この人の場合、リアルでは更に攻めていたようで業界から消えてしまいましたけど。 ネタバレ度80% 未見の方はDVDか配信で! ネタバレ上等な方はお進みください。 この記事を書いている2023年10月現在、U-NEXTでは見放題配信されています。 DVDで観賞したい方は私も利用している宅配レンタルがお勧めです。 分析 まあ、凄い脚です。 当然のようにアカデミー賞脚賞も受賞しています。 アメリカのある家族の崩壊を描く群像劇なんですが、主要人物の成長、変化をきっちりと描いています。 その主要人物とは、バーナム家の父親であるレスター(ケヴィン・スペイシー)、母親のキャロラ

  • 「ストリート・オブ・ファイヤー(1984)」感想。若きウィレム・デフォーの衣装何なん?

    ロックアクション映画と紹介されています。 そんなジャンルは無い。 だが一度見ればわかる。 これぞロックアクションだと。 ラストこれほど上がる映画はちょっと見当たらない。 今の十代や二十代がこれを見たら上がる前に引くんじゃないかという心配はあるが。 ネタバレ度80%。 未見の方はDVDか配信で! ネタバレ上等な方はお進みください。 でもストーリーわかってても面白いです。とにかく見てくれ! 粗筋 札付きのワルとレッテルを貼られているトム(マイケル・パレ)が、ストリートギャングにさらわれたロックスターで元カノのエレン(ダイアン・レイン)を助けに行く。 分析 この作品、実はシナリオについて語る事はほとんど無い。 全てがベタです。 これほどあの時代を生きた男子を鼓舞する映画はなかなか無い。 マジで「トップガン」ぐらいじゃないか。 もちろん女子が見てもマイケル・パレにしびれるはず。 そう信じてる。 不

    「ストリート・オブ・ファイヤー(1984)」感想。若きウィレム・デフォーの衣装何なん?
  • 「ジョーカー(2019)」感想。ホアキン・フェニックスの浮き出るアバラ、噴き出す狂気!

    いきなりですが凄い映画です。 カルト映画の作りなのに、日でも五十億円を超える大ヒット。 これはもう、色々と説明がつかない。 監督・脚はトッド・フィリップス。 大ヒットコメディ「ハングオーバー」の監督です。 ジョーカーが売れないコメディアンという設定だからコメディの監督を使ったんだろうか。 でも出来上がったこの作品は全くコメディじゃない。 圧倒的な演出力で見せる社会風刺の効いたシリアス映画。 ブラック・コメディと言えるかもしれないけど。それにしてもだ。 ジョーカーを演じるのはホアキン・フェニックス。 個性派として有名だけど、お世辞にも客を呼べるスターではない。 このキャスト、スタッフでこのカルト作品を作り上げて大ヒット。 色々と説明がつかない。ミラクルやん。 ネタバレ度50%。 未見の方はDVDか配信で! ネタバレ上等な方はお進みください。 読んで見ても面白いよう、大事な部分はざっくりと

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