【北京=峯村健司】中国・天津市の天津日本人学校(児童・生徒数193人)で12日夜、正面玄関わきにある警備員室の窓ガラスが2枚割れているのを同校の警備員が見つけた。地元警察当局が調べたところ、三つのパチンコ玉が落ちており、何者かが校外から撃って割ったものとみて、器物損壊事件として捜査している。けが人はなかった。 尖閣諸島沖の東シナ海で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した事件を受け、中国内では反日感情が高まっており、警察当局は事件との関連を調べている。同校では13日朝から、警備員の巡回を増やして警戒を強めている。