橋下氏、謝罪メールで“火に油”送信人任せで「誠意ない」 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)が、参院選の候補者と東京都議選の候補者らに向け、自らの従軍慰安婦発言について謝罪メールを送ったことが20日、明らかになった。だが、このメールは選挙の責任者2人のみに送り、転送を依頼するという人任せのものであることも判明。自ら直接、各候補に送らなかったことで党内からは「誠意があると言えるのか」などの声が噴出、かえって火に油を注ぐ結果となってしまった。 石原慎太郎共同代表(80)の橋下氏批判から2日。来る選挙の候補者、支援者らへの謝罪をかたくなに拒み続けてきた橋下氏がついに“ごめんなさいメール”を送った。 参院選と都議選の候補者に向け、自らの発言の悪影響を認めた上で「みなさんの選挙を苦しい立場にして申し訳ない」と謝罪。18日に石原氏が「苦労している仲間に悪かったと声をかけるのがリーダーの振る舞い