「今回の森友問題はすべて、じつは消費税増税をめぐる安倍首相と財務省の戦いだと私は思っていますよ」と語るのは、経済アナリストの森永卓郎さん。 もともと3年前の15年に税率10%へ上がるはずだった消費税。いったん17年4月に延期されたが、16年に安倍首相は消費税増税の再延期を“決断”した。今回の森友問題はその19年10月に再延期された消費税増税の実施と密接に関係してくると、森永さんは指摘する。 「じつは一昨年秋くらいから、安倍首相の周辺が消費増税の再々延期を画策しているんです。でも“財政再建”がモットーの財務省は、とてもそんなことは許せません。そこで、消費増税の再々延期を狙う安倍総理の失脚を狙って、財務省が森友問題をあえて起こした可能性があると思っているくらいですよ」 経済ジャーナリストの須田慎一郎さんも、こう話す。 「今回、財務省は安倍政権に大きな借りをつくってしまった。今後、政権側が消費増
「つい先日も大阪拘置所の両親へ差し入れに行ったんです。拘置所の売店で甘栗や柿ピーなどのお菓子を買って、それをひとつひとつ用紙に記入して係の女性に渡してそれで終わり。この4か月間、息子のボクでさえ面会できへんのですよ。ひどいでしょう」 と語るのは籠池佳茂氏(37)。今年7月末、国の補助金約5600万円を騙し取ったとする詐欺容疑で、大阪地検特捜部に逮捕された森友学園前理事長・籠池泰典被告(64)と妻・諄子被告(60)の長男だ。佳茂氏が続ける。 「取り調べはとっくに終わっているはず。両親がいま証拠隠滅しますか? (あんなに顔が割れているのに)逃亡しますか? 人権無視もはなはだしい不当な勾留ですよ!」 父母は、エアコンも窓もないわずか4畳の独房にいる。 「そりゃ、健康状態も精神状態もおかしくなりますよ。2人とも還暦を越えているし、特に父は痛風の持病があるから心配です。母まで勾留するなんて信じられへ
東京・永田町の参院議員会館の大講堂で21日、「安倍やめろ!!緊急市民集会」が開かれた。急きょ臨時席を設けるなど200人以上が参加し、パネリストや野党議員が安倍首相に対する不信感や疑念を口にするたび、会場は大きな拍手で沸いた。 登壇した社民党の福島瑞穂参院議員は、 「安倍首相はもりそば、かけそばが大っ嫌い。森友学園と加計学園の問題を野党から聞かれるのがイヤなので1日も国会会期を延長しなかった」 と逃げの姿勢を批判した。 首相とつながる2つの学園をめぐる疑惑は、そばのメニューにたとえられる。 森友学園の補助金不正受給について大阪地検は強制捜査に着手し、籠池泰典前理事長は「国策捜査だ」と主張。国有地の格安払い下げの経緯などは未解明のままだ。 加計学園による愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画への関与をめぐっては、萩生田光一官房副長官が文科省をせっつく発言などを書き留めたメモが見つかった。萩生田氏
「本人が逃げ切れると踏んでいるかわかりませんが、手をつけられないほど子どもっぽくなっています。官邸サイドも手を焼いているようです」 と、ジャーナリストの大谷昭宏氏は明かす。 本人とは安倍晋三首相(62)のこと。大阪市の学校法人『森友学園』に約8億円引きで国有地が払い下げられていた問題は、籠池泰典前理事長(64)の証人喚問によって安倍首相夫妻に疑惑の目が向けられたままだ。 籠池氏を告発しろ 100万円を寄付していないのは本当か。昭恵夫人(54)が講演料10万円を受け取っていないのは確かか。夫人付の政府職員が籠池氏に送信したファクス回答が明るみに出たことで、国有地払い下げに関与していないとは言えなくなったのではないか─。 首相は、もし夫妻の関与があれば辞任し、国会議員も辞職すると約束している。 野党は「昭恵夫人を国会の証人喚問に呼ぶべきだ」と主張し、安倍首相は「その必要はない」と繰り返して議論
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