最高気温がたびたび全国最高を記録するなど猛烈な暑さで知られる群馬県館林市で今夏ちょっとした“異変”がみられた。地域気象観測システム(アメダス)が住宅街から高校のグラウンドに移設された6月以降、最高気温が1度も全国トップにならなかった。館林ならぬ「ズル林」などとインターネット上で冷やかしもみられるが、地元の受け止めは--。【杉直樹】 旧観測所は館林消防署の敷地内のアスファルトの上にあり、周りは集合住宅や駐車場に囲まれている。新観測所は消防署の移転予定に伴い、6月から西へ約2キロ離れた館林高校のグラウンドに設置された。これ以降、新観測所が公式データとなったが、気象庁は社会的な関心の高さなどから、7月2日から旧観測所の最高気温もあわせて公表してきた。
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